選挙CAFE(27歳男性)
「こんな時だからこそ、ゆっくり話しましょう。」で、どんな話をしたのか。
27歳男性に話を聞きました。
・賃金が足りない。どうやったら上がるのか。
物価は上がったが給料は据え置きなので、苦しい。給料が上がる方法はあるのか、ということを話しました。これは、
① 給料を何に使っているのか
②「貯蓄したい」は具体的に何のために貯蓄をするのか
③ 実は、お金をかけない方法があるのではないかを考える
④ 賃金がなぜ上がらないのか
これらの切り口から話しましたが、出てきたキーワードから、原因が漠然としているということがやっぱりわかってきます。本人が持っている感覚は、「貯蓄しないと不安だから貯蓄する。」というようなものです。人生にビジョンを持っているかいないのか、によっても、⚫︎年後に必要な貯蓄額は変わります。
まず、これに対して思うのは、漠然と不安を抱えているぐらいなら、不安にならずポジティブに過ごしているほうがまだ良い。もしくは、漠然を具体的な数字や目に見えるものに分解するといい。その具体的な数字は現時点で、だんだん変わってもいい。まずは目安になる数字を自分の中で持つことで、不安は随分解消される。そういうアドバイスをさせてもらいました。
「漠然とした不安」を煽るビジネスや政治家は多いです。社会全体としては不安が多くなると予想される時代であるからこそ、自分の置かれている状況、自分がどうありたいか、自分の悩みや不安はどこから来るのか、何で構成されているのか、どうやったら解決できるのか。自分個人としての答えを持とうとすることが大事になると思います。
個人としての答えを持つこと。そこにも何かしらのケアやサポートがいるのではないかと思います。行政単独では踏み込みきれなかったとしても、民間との連携であればできそうですね。
2024/5/13 堀口のぶよし
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