産業の活性化

香芝市は人気が高い街です。しかし私個人としては、暮らすにはまだまだ不便だと感じています。皆さんはいかがですか?

大阪のベッドタウンとして、住宅街として近年急速に発展しましたが、家を建てて売れば儲かる!ということで、山を切り拓き、ひたすら住宅街が開発されてきました。

おかげで人口は増え、地価も上がりましたが、買い物するところがない。外食しようにも飲食店は少ない。

自然発生的に、あるいはそれに近い形で街が発展した場合、どうしても民間企業の利益が優先されてしまい、地価やブランドの割に住みにくい街になってしまいます。

やはり、まちづくりに対する思想や、ビジョンをどれだけ明確に持っているか。そして、行政側がまちの発展の方向性を示し、コーディネートしていくことが必要だと思います。

香芝は住宅街が過度に発展しすぎているので、それに見合うよう産業も活性化する必要があります。

しかし、地価、テナント賃料も高いので、商売をするにはいい条件とは言えません。市民の皆さんの交通は車がメインですが、ロードサイドの店が作りにくいというのも原因かと思います。

行政がもっと積極的に市内外問わず、民間企業の力を借りて、また、大学など有識者とも共同して、まずは街の発展の明確なビジョンを作ることが必要だと思います。


2017/3


堀口のぶよし

ー奈良県香芝市ー コンパクトモデルシティ、未来のまちのあり方、「ひと」の行く先を日々考えています。 堀口のぶよし