まちとindigo
ー奈良県香芝市ー
コンパクトモデルシティ、未来のまちのあり方、「ひと」の行く先を日々考えています。
「堀口のぶよし」から名称を変更しました。「磯壁モデル」から始めます。
こんにちは。一級建築士の「堀口のぶよし」です。2024年3月の市議補選挑戦から、自分というものをもう一度、じっくりと考えた結果、2025年からは、このような生き方をしていくことにしました。
●建築プロデューサー(建築士)
建築の力を必要とするプロジェクトを生み出していきます。
●事業活動家(高齢者福祉など社会事業)
建築士事務所・住宅建築事業・その他事業。
高齢者福祉など、社会課題を持続可能な事業に仕上げ、社会に貢献します。
地域拠点と社会事業と建築などをミックスし、新しい経済循環を生み出します。
●研究者(遊びと学び、大学とまち)
「教育以前」の遊びから、学びを考えます。
京都大学の研究員として、大学とまち、をつなぎます
2025/3/15記
考えていることはいろいろありますが、例えばいくつか、ご紹介します。
【高齢者福祉から、世代を超えた地域連携モデルを考える。】
①高齢者の健康管理以上に日々を充実する工夫
②介護の従事者の心身のケア、働きやすさ
③高齢者を支える家族の安心と平穏、悩み相談
これらを総合して高齢者福祉の課題ととらえるべきで、「制度」ではなく「日常」の話といえます。介護が必要な高齢者の家族が悩みを気軽に相談できる窓口があるだけで全然違います。形式は「カフェ」でもなんでも。こういう積極的な民間の事業者の頑張りに、行政の理解と「柔軟さ」が必須で。地域ごとの答えを見出していけるはずです。
【香芝の「教育」に加えたいこと】
①「なぜ学ばなければならないのか?」を考える機会と、
②「正しい、新しい情報に触れる機会」
このふたつが絶対的に不足していると私は考えています。特に地方では、質のいい情報に触れる機会の少なさが際立ちます。「世界は、時代は、こんな風に動いているから、自分はこうしていきたい。」こう思う機会を増やすべきで、これまで香芝で定期的にワークショップや親子セミナーなどを開催してきましたが、これをしたかったからです。(写真:京大建築学生も企画に参画して実施した建築とメタバースのワークショップ)これらはいわば、「リアル社会」とつながる機会です。これで大人も子供も、将来のイメージの持ち方が全く変わります。「自分で未来を選ぶ」には、正しい情報に触れたり、体験したりする機会が重要になります。
【やれることはたくさんある】
行政と民間で協力してやれること、予算は少額だったり、使わなくてもできることはたくさんあります。
民間だけでなんとか苦しみつつもやっていることに、行政が理解を示す。協力的な姿勢を見せる。
逆に、行政ではいろんな縛りがあってできないことを、民間ならすんなりできることもある。
そういうことも、相互理解、歩み寄り、アイデア、コミュニケーションで生まれていくと思います。
みんなの呼吸がそろってくれば、それぞれが活き活きと、自分の住む街を良くするために活動していけます。
いろんなところで、小さな一体感をたくさん作って、それを徐々に大きな何かにしていきましょう。
ブログで考えたことなどを残しています。